小柳よしふみ

さいたま市議会議員(国民民主党)

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親愛なる辰ちゃんへ

DIGITAL DIMEの配信ニュースで辰ちゃんのインタビューが載っていました。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110620-00000001-dime-soci

表題が、「辰吉丈一郎に直撃! 逆境に負けない生き方とは」となっていまする。


今の辰ちゃんのことをポジティブにとらえている内容。

引退処分を日本コミッショナーからされても、現役にこだわって頑張っている。

これまでの生きざまを含めて誉めたたえているインタビュー記事です。


親愛なると書いたのですが、元々はものすごく好きなタイプのボクサーと云うわけではないのです。

基本的に攻防兼備というか一体型のボクサーが好きなので。

マルコ・アントニオ・バレラとかフリオ・セサール・チャベスとかパッキャオ。

タイソンだってディフェンスはものすごくしっかりとしていた。


辰ちゃんは、明らかにディフェンスに難がある選手で、打たれるのを心配しないといけなかった。

もちろん、攻撃力、カンが素晴らしくセンスを感じる素晴らしい選手でした。


辰ちゃんが本当にカリスマになったのは、当時の最短記録(8戦目)でグレッグ・リチャードソンに勝って世界タイトルを獲った時ではない。


あのラバナレスとの敗戦&リベンジ。

網膜裂肛の診断により長期休養や、薬師寺選手に負けて、網膜はく離による引退勧告を受けたり・・・

それでも勧告を無視して海外で試合をやってランキングを維持して、世界戦を強行。


なんといっても、

シリモンコンに勝った試合。全勝の若い全盛期の絶対チャンピオン。

絶対不利の予想の中での鮮やかなKO勝ち!


辰ちゃんが本当にカリスマになったのは、負けてからのような気がします。

世界戦に限って言えば、5勝6敗と負け越している。

ラバナレスに最初に負けるまでは、「負けたら引退!」と言っていた。

いまは、負けても現役にこだわっている。

WBCから殿堂入りの打診を受けても、「現役ですから」といって断ったという。

おそらく、関係者が花道を用意したのでしょうが。。。


この記事の著者は、タイでのKO負けの試合を見たと思います。

あの無残な姿を。

辰ちゃんの話す姿ももちろん見たでしょう。


辰ちゃんの中では、「まだ燃え尽きていない何か」があるのだと思う。

そんな辰ちゃんの姿に勇気づけられるファンもいると思う。

しかし、ボクシングというスポーツは常にリング禍というものの影が付きまとっている。 

その危険性を無視して辰ちゃんがリングに上がろうとすることはやはり、良しとは言えないのです。

ボクシングはみんなのものだから。

健康体の人間がルールに基づいて戦うから、ボクシングは成り立つ。

今こそ、日本ボクシングコミッションからの引退処分を厳粛に受け止める時期が来ているのではないでしょうか?


いずれにしても、グローブを置くという悲しくとも勇気ある決断をすべき時に来ているのではないでしょうか。
戦うことにこだわり続ける辰ちゃんを賞賛することは簡単です。

しかし、辰ちゃんを尊敬し、ボクシングを愛するものなら、つらい現実をしっかり見つめることのほうが必要です。

辰吉選手は、素晴らしいボクサー。

歴史に残る素晴らしいボクサーだった。

だから、私は、今の辰ちゃんを見るのが辛いです。

何もしてあげられないけど。

しかし、彼を賞賛するのはちょっと違う気がする。

私は、元気な辰ちゃんが好きだから。。。

だから、あえて敬意を込めて辰ちゃんと呼ぶ。

辰吉選手とは呼べない。。。


さいたま市議会議員 小柳よしふみ

ブログ筆者プロフィール

ブログ筆者プロフィール

小柳よしふみ さいたま市議会議員(国民民主党)

1965年生まれ。高砂小、岸中、県立浦和高校、慶應義塾大学商学部卒業。
90年埼玉銀行入行も父の突然の病死による家業継承のため、92年(株)埼京警備に入社。代表取締役就任。以降20年以上に渡り経営者として実務を行う。11年さいたま市議会議員に初当選(浦和区)15年、2期目当選。

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