『アートによって社会を変える!』
今日は、市民生活委員会に参考人として先生をお招きした。
いいお話を伺いました。
ニッセイ基礎研究所の主席研究員 吉本光宏様による講話は、本当に有意義な時間でした。
文化政策のあり方を根本的に見直す。
芸術性の向上や芸術家の育成や文化の保護などを中心としたものから発想の転換が必要。
文化芸術の教育的効果や医療・福祉分野での効能、まちづくりや地域振興を行うといったことは、よく耳にします。
しかし、これほど事例を含めて整理されたお話は初めてです。
文化や芸術の力を活用し、様々な分野の施策効果をあげることに積極的に取り組むことの重要性をお示しいただきました。
そして、その可能性を改めて認識いたしました。
強調されていたのは、
その中心にある文化・芸術が真に魅力ある本物でなければならないということです。
また、ご講演の後に少しお伺いしたのは・・・
芸術や文化をある意味「ツール」として考えることについては、議論はあるのだそうです。
いずれにしろ、
思い切った取り組みが必要で、中途半端では何も起こらないということ。
文化芸術都市創造条例は、作ったが、かける予算については不満足という声も聞かれます。
お示しいただいた事例においては、他の街の取り組みを生で見たことがきっかけとなった例もありました。
いろんな取り組みを積極的に肌で感じながら、それを言葉で、また政策でお伝えできるよう努めます。
単なる文化芸術の振興ではなく、それで何ができるのかもしっかり考えてまいります。
有意義な時間を作っていただいた稲川委員長にも心より感謝です。
さいたま市議会議員 小柳よしふみ
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小柳よしふみ さいたま市議会議員(無所属)
1965年生まれ。高砂小、岸中、県立浦和高校、慶應義塾大学商学部卒業。
90年埼玉銀行入行も父の突然の病死による家業継承のため、92年(株)埼京警備に入社。代表取締役就任。以降20年以上に渡り経営者として実務を行う。11年さいたま市議会議員に初当選(浦和区)15年、3期目当選。